「美味しいけど、何か物足りない」「味がぼやける」——その正体は、多くの場合塩不足です。現役料理人Leekの味付けの考え方を知ると、あと一歩を自分で決められるようになります。
味がぼやける一番の原因は「塩が足りない」
味が決まらないとき、人はつい醤油やソースを足しがちですが、Leekいわく**「ぼやけるのは塩が足りないことが多い」**。塩は味の輪郭をはっきりさせる土台です。まずは塩をひとつまみ足して、味が“締まる”か確かめてみてください。
まずは塩で土台を作る
調味の順番として、最初に塩で全体の味の土台を決めます。土台がぼんやりしたまま甘みやうま味を足しても、ぼやけた印象は変わりません。塩で輪郭を作ってから、他の要素を重ねるのがコツです。
コクは「直接的でない甘み」で足す
物足りなさを感じたとき、砂糖のような直接的な甘さを足すと不自然になりがちです。Leekがよく使うのは、輪郭のやわらかい甘み・うま味:
- すりおろし玉ねぎ、炒め玉ねぎ
- みりん、はちみつ
- だし、うま味の食材(きのこ・トマト・チーズなど)
これらは甘さを主張せず、**奥行き(コク)**を出してくれます。
仕上げに酸味で締める
最後にほんの少しの**酸味(酢・レモン・トマト)**を加えると、全体が引き締まってメリハリが出ます。「濃いのにくどくない」味になります。
まとめ
- ぼやけたら、まず塩を足す
- 塩で味の土台を作ってから重ねる
- コクは直接的でない甘み・うま味で
- 仕上げの酸味でメリハリを
味付けの最後のひと押しに迷ったら、なんつく?のレシピも参考にしてみてください。